「きのう何食べた?」に登場するジルベールこと井上航(いのうえわたる)は、わがままなこじらせ女子のようで気になりますよね。
航はマンガに登場するジルベールに似ていると小日向は言っていましたが、元ネタとなる原作がどういうものか気になる人もいるのではないでしょうか。
ここでは「きのう何食べた?」に登場する井上航(いのうえわたる)がジルベールと呼ばれることになった元ネタの漫画と、航の職業や年齢についてご紹介します。
「きのう何食べた?」ジルベールの元ネタの漫画は?
風と木の詩(かぜときのうた)
作者:竹宮惠子
出版社:小学館
連載期間:1976年10号~1984年6月号
掲載誌:週刊少女コミック・プチフラワー(1981年冬号より)
巻数:17巻完結
ジルベールは竹宮惠子さんによる「風と木の誌」に登場する美少年で、14歳という若さで血縁関係にある人を含め多くの男性と身体の関係を持ちます。
かなり刺激的な内容ではあるものの、美しいイラストと感情表現を丁寧に描かれているため多くの人から高く評価されている作品です。
航(ワタル)がジルベールと呼ばれているのは、小日向(山本耕史)と知り合ったときの年齢が12歳で漫画の設定と近かったことと、大ちゃん(小日向)には見たことがないほどの美少年に写っていたからではないでしょうか。
ワタルがジルベールと呼ばれる理由
- ワタルと出会ったとき「風と木の詩」主人公(14歳)と年齢が近かった
- 小日向の目にはお人形さんのような美少年に写っていた
「きのう何食べた?」ジルベール(井上航)の職業や性格は?
井上航(いのうえわたる)
職業:デイトレーダー
年齢:30歳過ぎ(season1時点)
井上航の職業はデイトレーダーで、稼いでも1日に2万円までと自分の中でルールを定めており多く稼ぐことには関心がないようです。
会社員で寮生活をしていたこともありますが、退職し住むところがなくなって大ちゃんのマンションで一緒に暮らすようになったんだとか。
カミングアウトしていることもあって親との関係は良好とは言えず、愛情を試すように大ちゃんにわがままを言うんですよね。
航の性格
- 夜中にアイスが食べたいと言って大ちゃんに買ってきてもらう
- クリーニングに出した服を朝一番に取ってきてもらう
- 賢二(内野聖陽)とは何かと張り合っていて、シロさんとのペアリングに嫉妬する
愛情不足でこじらせている部分はありますが、大ちゃんのことが大好きなうえ表裏のない性格が、視聴者から多く支持されています。
航(わたる)と小日向大策(こひなただいさく)の馴れ初めは?
「きのう何食べた?」のドラマでは特に触れられていませんが、原作漫画では航と大ちゃんの馴れ初めについて描かれています。
ワタルは大ちゃんが大学生時代に家庭教師をしていた時生徒(12歳)として出会い、真剣交際に発展したのは5年後の18歳の時です。
season1で航は30歳過ぎの設定であることから、付き合っている期間は少なくとも15年以上なのではないでしょうか。
出会い
- ワタル12歳・大ちゃん18~22歳
交際開始
- ワタル18歳・大ちゃん23~27歳
ワタルはわがまま放題なので二人の仲が心配になりますが、大ちゃんは甘やかすのも振り回されるのも幸せだと感じているようです。
そんなワタル(ジルベール)を演じている磯村勇斗さんは、役作りをするために彼氏がいる女性を観察して膨らませていったんだそう。
わがままで面倒でくさい系女子に近いから、自分の中で思い当たる人を考えてみたり(笑)。あとは、子供っぽさを出すために、わがままでいようと意識しました。(磯村勇斗)
テレ東プラスより引用
「きのう何食べた?」ジルベールの元ネタやキャストの職業年齢!まとめ
「きのう何食べた?」に登場する航は、大策の目には竹宮惠子さんによる漫画「風と木の誌」に登場するジルベールという美少年にそっくりに見えるようです。
こじらせキャラがまどろっしく感じるときもありますが、大好きな大ちゃんといつまでも仲良く過ごしてほしいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。